インタビュー

トップセラピストに聞く!「姫スパ」沢尻ゆいさん/本業との二足のわらじでも、メンズエステなら楽しく働ける!

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トップセラピストに聞く!「姫スパ」沢尻ゆいさん

メンズエステ界で活躍する人気セラピストを恋愛コラムニストとしても活躍する、ライターのミクニシオリさんがリフガイド女子部としてインタビューします。今回のインタビューのお相手は姫スパ(センズスパ)在籍の沢尻ゆいさんです。SNSではキラキラしたアイドル的オーラを放つ彼女のメンズエステへ向き合う真剣な本音が聞けるインタビューとなりました。

フレッシュな価値観で見るメンズエステの魅力を、ゆいさんに聞く

こんにちは、ライターのミクニシオリです。前回の記事では「セラピストは選ばれし者の職業ではない、誰でもなれる」というお話を、ベテランセラピスト・ビマージョのゆみさんにお伺いしました。

さてそこで今回は、いい意味でみなさんと変わらない「普通」の価値観のセラピストさんにお話をお伺いしてみることにしました。今回インタビューさせて頂いたのは、姫スパ・センズスパで働くセラピスト・沢尻ゆいさんです。まだセラピスト歴8ヶ月で、美容関係の仕事を副業されています。まだフレッシュな価値観で見るメンズエステの魅力を、ゆいさんに聞いていきます。

今回のトップセラピスト
沢尻ゆいさん
姫スパ在籍

働いてみて感じたイメージとのギャップ「すべてにおいて想像よりよかった」

ミクニ 沢尻さんはまだメンズエステで働いて8ヶ月目ということでしたよね。どうしてこの職業にご興味を持たれたんですか?

沢尻 最初にメンズエステに興味を持ったのは、Twitterを見ていて「え、メンズエステのセラピストさんって可愛い子多すぎじゃない?」って思ったことがきっかけですね。私、アイドルとかモデルさんとか、可愛い女の子が大好きなんです。実はずっとあるAV女優さんを推していて、おっかけもやっているんですけど……その女優さん関連の人が、メンズエステのセラピストさんにいいねしているのを見つけて、メンズエステという業界のことを知りました。普段からSNSでは、タイムラインに流れてくる可愛い女の子は、知らない子でも必ずアカウントまで飛んでチェックしちゃうんです。そうやっているうちに、セラピストさんたちの可愛い自撮り投稿をたくさん見つけて、憧れる気持ちが大きくなっていったというか。

後はたまたま友達にも、こういう業界でスタッフをしている子がいたので、その人から色々話を聞いて、やってみたいなって思いました。

ミクニ 確かにセラピストの子たち、自己プロデュースがめちゃめちゃうまいし、Twitterで見てても可愛い子多いですよね〜。憧れる気持ちは分かります、私もそう思うもん。逆に実際やってみて、何かイメージとのギャップとかはありませんでしたか?

沢尻 うーん、そうですね……見ている子は可愛い子ばかりだったので、自分なんかで務まるのか不安だったけど、実際にお店に勤務してみてお話してみると、天の上だと思っていたその子たちも、みんなすごくフレンドリーで優しい子ばかりで。いい意味でギャップでしたね、SNSを見るとセクシーで美しすぎて、ちょっととっつきづらいなって思ってた子たちも、自分と同じくらいなんか、頑張って生きてる子なんだって思いました。

ミクニ 逆に、思っていたよりよかったことはありましたか?

沢尻 個人的には、全体的に思ってたより良かったなって感じなんです。お客さんは思っていたより全然優しいし、セラピストさんたちもいい人で可愛いし、お給料も自分が思っていたより稼げていて。もっと早くやっていたかったな〜って感じです(笑)。

副業としてのメンズエステで本業のストレスが減らせる?

ミクニ 沢尻さんは本業と副業でやってらっしゃるんですよね。本業では何をされているんですか?

沢尻 ネイルサロンでネイリストをしています。高校を卒業してから美容の専門学校に行っていて、今までも美容関係でいくつか仕事をしてきました。ネイルのお仕事は本当に楽しくて、これからもずっと続けていきたいと思ってるんです。でも、やっぱりお給料がすごいいいというわけではないので、メンズエステでの副業はとても助かっています。

ミクニ ネイリストをされてるんですね。本業との二足のわらじでも、メンズエステなら楽しく働ける、ということ?

沢尻 そうだと思います。だって、メンズエステでは自分のキャパ以上にお酒を飲まなくていいし、二日酔いでしんどくなりながら、次の日本業の出勤をしなくてもいいんですよ。私、ずっと薄給の美容業界にいたので、今までもいろんな副業はやってきていたんです。キャバクラとか、ガールズバーとか……でもそういうお仕事は、今セラピストとして働いているのに比べると、もっとずっと大変でしたね。夜の仕事も楽しいんですけど、体力的には圧倒的にメンズエステの方がラクな気持ちでやれていますね。

個人的な感想ですけど、お客さんもキャバクラやガールズバーに比べると、メンズエステの方が優しい人が多いなって感じがします。

ミクニ メンズエステにすごくいい印象を感じてらっしゃるってことですね。逆に、それでも本業を続けたいのには、どんな理由があるんですか?

沢尻 なんかそもそも、私はあまり仕事を一つに集中させたくないなって思います。仕事先が二つ三つあれば、どれか一つでイヤな思いをしたりしても、他の仕事をしているうちに気が紛れるんじゃないかなって思っています。いくつかの仕事に気持ちを分散できるのは、けっこうメンタル的にも大事ですね。私には今の働き方がすごくちょうど良くて、メンエスのおかげで、大変なこともあるネイルの仕事が楽しくできているし、逆もまた然りなんですよね。

メンズエステの仕事で「自己肯定感」を得ることができた

ミクニ なるほど。すごく冷静に自分の働き方のことを考えられていて素敵ですね。そういう前向きさは、昔から持っていたものだったんですか?

沢尻 いや、全然そんなことないですよ!私ってすごく気を使いすぎてしまうところがあって、その性格のせいで色々苦労も多かったなって思います。でも、メンズエステを始めてからは、そういう気が使える性格が活きてくる機会が増えました。メンズエステに来ているお客さんって癒やしを求めてきている人なので、ちょっとした気遣いをすごく喜んでくれる人が多いんです。だから、メンズエステを始めてからは自分のことをちょっと認めてあげられるようになりました。

ミクニ そうだったんですね。こんなに可愛いのに、もっと自信持っていいと思いますよ……!

沢尻 今まではコンプレックスだらけで、自分に自信なんて全然持てなかったなあ。でも、それでいうと外見も、メンエスの仕事を始めてからより磨けたものなのかもしれません。やっぱり使えるお金は多くなったし、忙しく働いている分、自分にたくさんお金をかけようっていうことができるようになりました。

今は美容に月5〜10万円くらい使えるようになったので、プラセンタ注射やビタミン点滴など、アンチエイジングにお金をかけています。

そうやって自分を大切にできてやっと、自分の見た目もちょっとずつ肯定的に捉えられるようになったなって思ってます。

ミクニ そうなんですね……じゃあ、メンエスで働いたことで、だいぶ自己肯定感があがったってことですか?

沢尻 そうですね、すごく上がったなって思いますね。もちろんネイルの仕事でも、自分の自信につながるような経験をすることもあります。でも、やっぱりメンズエステの仕事は、お客さんと自分と、一対一のお仕事だから。お客さんに喜んでもらえるとすごく嬉しいし、そういう瞬間にすごく満たされますね。自分そのものを認めてもらえた、満足してもらえたということは、とても自信になります。

ミクニ 総合的に、メンズエステのセラピストになってよかったと思いますか?

沢尻 はい、とても思っています。他の仕事をしながらでも全然できるし、もっとたくさんの女性が、ちょっとやってみたい!と思って気軽に選択できる仕事の一つでいいのに、と思っています。

SNSでの沢尻さんの印象は、可愛くて前向きな子という印象でしたが、実際に会ってみるととても謙虚で一生懸命な女性でした。

沢尻さんの働く姫スパ・センズスパは、ルームへの宿泊が可能だったり、系列店のバーに出勤することができたり、と、忙しい人でもコスパよく働きやすい仕組みもあります。仕事帰りに出勤して、シャワーやドライヤー、アイロンなどが完備されているルームに泊まったり、空いた時間にちょっとだけバーに出勤したりと、働き方も考えやすいお店です。副業での働き方に興味のある方にはとってもおすすめです!

1992年生まれ・フリーライター。週刊SPA!、週刊女性などの週刊誌、その他WEBメディアに恋愛や性にまつわる記事を寄稿。自身の恋愛経験を活かしてtwitterで恋愛相談にも回答。カルチャーにも素養がある生粋のサブカル女子。

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