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トップセラピストに聞く! 中野『24SPA(トゥエンティーフォー スパ)』竜宮れな/メンエスに限らない発信で「セラピストインフルエンサー」を目指す理由

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トップセラピストに聞く!『24SPA(トゥエンティーフォー スパ)』竜宮れな

メンズエステ界で活躍する人気セラピストを恋愛コラムニストとしても活躍する、ライターのミクニシオリさんがリフガイド女子部としてインタビューします。今回は独自の発想でSNS発信をしながら新たなメンエスファンを開拓する竜宮れなさんです。

Twitterの総フォロワー数はサブ垢と合わせて約2万人

今、メンエス業界ではSNSでの発信力が、集客に大きく影響してきます。そんな「SNSブランディング」という視点の中で、今見逃せないセラピストさんといえば……中野『24SPA』の竜宮れなさんではないでしょうか。

1年弱で、Twitterの総フォロワー数はサブ垢と合わせて約2万人。RTもいいね数も多く、メンエスに関わる人なら、一度はタイムラインで見たことがある人なのではないでしょうか。竜宮さんはなぜ、ここまでSNSで注目を集めているのでしょう。ブランディングのコツは、彼女のオープンな性格にあるよう……?

今回のトップセラピスト
竜宮れなさん
「24SPA(トゥエンティーフォー スパ)」在籍セラピスト

エステ未経験から、セルフブランディングでフォロワー1万人突破

ミクニ 竜宮さんはエステ業界未経験の状態からメンエスセラピストを目指されたんですよね。今何年目になりますか?

竜宮 ブランクはありますが、全体で2年ほどになります。もともと接客業が好きで、パチンコ屋さんの店員やキャバクラなどで働いていたのですが、人のススメでメンエスに興味を持ちました。

といっても、マッサージに興味を持ったのではなく、1対1での接客スタイルが自分に合っていると思ったことが大きな理由です。出戻りしてからは1年くらいですね。

ミクニ 「竜宮れな」名義での活動は1年で、すでにTwitterのフォロワーは1万人を超えている、と。

竜宮 そうですね。もともと写真に映ることがあまり好きじゃなくて、プライベートでもSNSはやってなかったんです。でも、今のメンエス業界はSNS集客が主流だと聞いて、やるなら本気でやりたい!とSNSでバズる方法をいろいろ考えて実践していました。

ミクニ SNSで有名になったことで、活動になにか影響はありましたか?

竜宮 だいぶ大きかったですね。私のお客さんって、圧倒的にご新規様が多いんですよ。それも、お店のご新規様というよりも、これまでメンエスに来たことがない、メンエスご新規様が多いんです。SNSを見て、私自身に興味を持って会いに来てくれているみたいで。

メンエス好きさんの数は限られていても、新しくメンエスに興味を持ってくれる人が増えていけば、セラピスト同士でお客さんの取り合いになることもない。業界にファンは増えるし、メリットを感じることは多いですね。

メンエスに限らない発信で幅広い層にリーチ

ミクニ 実際、ここまでSNSフォロワーを伸ばすためにどんな工夫をされましたか?

竜宮 試行錯誤はいろいろしましたが、響いたのは次の点でしょうか……!

1つ目は、メンエス好きに向けた発信だけを行わなかったこと。2つ目は、TikTokもやったこと。3つ目は、自分のキャラを確立させたこと。

発信は自分の様々な肩書を使って、なるべく幅広く行いながら「どれがバズるのか」を検証していました。TikTokは今は凍結されてしまって使っていないのですが、拡散力が強いのでフォロワーがつくのが早かったです。

それに、自分のドSなキャラクターが確立されていることも大きいと思います。お店のスタッフさんには「S嬢になってしまうと、Mのお客さんしか来なくなるよ」と止められたけど、嘘をつくのは嫌なので、素の自分で勝負することを決めていました。

お仕事のことは、家族にも友人にも隠す必要がないので話しています。後ろめたさがないからこそ、メンエス嬢という肩書も、Sであることも全て武器にしているんです。

ミクニ なるほど。キャラ立ちさせた素の自分で、メンエスに限らずバズるコンテンツをたくさんあげていった、と。

竜宮 そういうことですね。私、基本的に何も包み隠さないタイプなんです。自分が恥ずかしいと思うことは人生で一回もしたことがないし、そのおおっぴらさも今のSNSではウケが良い気がしています。

ミクニ たしかに、もうみんな「虚構のSNS」には飽き飽きしている、というのはSNSマーケティング業界でもよく言われていますよね。

竜宮 SNSを始める時に参考にしたのは、夜職系全般のアカウントでした。顔出しして発信する人が増えているし、SNSでバズる人も多い印象だったからです。

今は私自身「バズる投稿」がどんなものか、だいぶ掴めてきています。起業家さんやビジネス系の方で「SNSでバズった理由」を聞くためにお店を予約してくれる人もいるくらいです。

ミクニ そういう人って、どれくらいの割合なんですか?

竜宮 聞きに来てくれる方は月に数人の方が来てくれます。お客様にはいろんな方がいます。すごく遠くから会いに来てくれる人もいます。私のSっ気に惹かれて「罵倒されに来ました」というだけの人もいるし「SNSの集客術を教えてほしい」という女の子も来たりします。

メンエスの時間の使い方ってすごく自由だから、セラピストと過ごす時間を買いに来てくれているのではないかと感じています。なので、マッサージの有無には私自身こだわっていないんです。

もちろんマッサージを求めてきている人には、しっかり施術も行いますけどね。

ミクニ なんだか「会えるインフルエンサー」という感じですね。

竜宮 私自身「メンエス嬢」という肩書にこだわりはないんです。ただ自分が楽しいと思うことを、なるべく自分の無理ない形でやっていきたくて。

例えば、経営は自分には向かないので独立はしないし、SMクラブはできることが狭まるからいかない。今のお店は自由に活動することを許してくれているので、メンエスをやりながら、SNSのフォロワーを活かして他の面白いことにも挑戦していくつもりです。

オープンな活動×SNSフォロワーはセカンドキャリアにも活きる

ミクニ お店選びには、何かこだわりやポイントがありましたか?

竜宮 条件や環境よりも、オーナーの人柄を重視するようにしています。いい人かどうかとかよりも、自分と気が合うかどうかが大切かな。なので、お店も人づてで紹介してもらうことが多いですね。信用している人からの紹介ベースだと、人間関係で失敗することも少ないような気がしています。

今のお店はSNSでオーナーさんと知り合っての入店だったのですが、仕事に関するレスポンスが本当に早いし、仕事の仕方もフレキシブルに対応してくれるので働きやすいです。このお店じゃなかったら、メンエスを続けたかどうかもわからないくらいかも。

ミクニ メンエスセラピストという肩書にこだわりはないということでしたが、将来の目標は?

竜宮 目標は「いつまでも楽しいと思うことを突き詰めている」ことですね。そのためにもとにかく知名度を得ていけば、いつかどこかで活きるだろうと考えています。今は「現役セラピスト」という肩書を使いながら、メンエスとは関係ないお仕事にも挑戦してみたいなと思っています。

ミクニ たしかに、顔出しせず活動する方も多いという中では、オープンに活動できるだけで「現役セラピスト」も大きく活きそうです。

竜宮 そうすることで、メンエス業界全体の知名度が上がったり、好感度が上がったりしていけばいいなとも思っています。本来メンエスって健全な業界のはずなので、そのイメージを強めていくきっかけにもなるのかなと思っています。

ミクニ ありがとうございます。最後に、セラピストの皆さんに何か伝えたいことがあれば。

竜宮 SNSブランディングに関して聞きたいことがあれば、ぜひ私のご予約枠を押さえてください。女の子からのご予約は、お安めに価格設定しています。SNSにオープンなセラピストさんが増えることで、メンエス業界全体のクリーンアップにつながっていくはずです。一緒にメンエス業界を盛り上げていきましょう!

プライベートもさらけ出す潔さは、バズのコツ

竜宮さんはSNSで見るよりも明朗な方で、本当にメンエスセラピストとしての活動をオープンに楽しんでいる様子でした。そんな彼女のオープンさがあってこそ、むしろ他業界の人からの「メンエスってどんなところなんだろう」という興味を引けた部分はあったのかもしれません。

もちろん、どんなお仕事でも「人に言う・言わない」「オープンに活動する・しない」は自由です。しかし、ことメンエスにおいては「オープンに活動できる」というだけで大きなメリットがあるのだということを、竜宮さんが証明してくれている気がします。

オープンな活動によるフォロワー獲得は、その先様々な活かし方を検討できるはずです。ブランディングに悩む方、オープンに幅広く活動してみたい方は、竜宮さんのご予約枠でSNSコンサルを受けてみては?

ミクニシオリ

1992年生まれ・フリーライター。週刊SPA!、週刊女性などの週刊誌、その他WEBメディアに恋愛や性にまつわる記事を寄稿。自身の恋愛経験を活かしてtwitterで恋愛相談にも回答。カルチャーにも素養がある生粋のサブカル女子。

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