日本ハグヒーリング協会のUno.先生が提唱するオリジナル施術『ハグヒーリング』からメンズエステにも活用できる基礎技術を動画で公開! 大好評のうつ伏せテクニックに続き、『仰向け編』として仰向けトリートメントの基礎が学べる全セラピスト必見のオリジナル講座です。
1回目は『ハンドケア』のトリートメント方法を中心に仰向け施術の基本ポイントも紹介していきます。
仰向け編 第1回『ハンドケア』
仰向け編スタートのごあいさつ
前回はうつ伏せでのトリートメントの基本をお伝えしてきました。
今回は仰向けについて、全3回でお伝えしていきます。
第1回目は、仰向け上半身のトリートメントについて一緒に勉強していきましょう!
仰向けの時間配分について
メンズエステは、うつ伏せ時間が長く、仰向けの時間は全体の3分の1程度ということを多く聞きます。
お時間丸々マッサージするとして、例えば90分だとしたら、60分がうつ伏せ、30分が仰向け、という感じです。
仰向けでできる部位について
そして最近の傾向で、仰向けのスタートは頭上からが多い印象です。
頭上からのトリートメントとしてできるところは、頭、顔、首、肩、腕、手、デコルテ、胸、お腹、手を伸ばせば鼠蹊部も少しできますね。
ハンドケアの効果について
その中で今回はハンドケアの基本施術を少しお伝えします。
セラピストさんも手をたくさん使うお仕事ですので、ご自身でもケアできるようになるといいですね!
手は第2の脳、とも呼ばれていて、マッサージすることで、脳がリラックスするといわれてます。
メンズエステはうつ伏せの最後に少し刺激的な技が入ることも多いので、仰向けはハンドケアからスタートして少しクールダウンするのもよいですね!
ドキドキとリラックスを交互に演出することで、ドキドキの新鮮さを保つ!という効果もありますよ!
ポジションについて
いろいろなポジションから手をマッサージすることができます。
例えば頭上からやお客様の横からなど。横からもお顔に近いのか?腰あたりなのか?
または、お腹にまたがって、など、ぜひ工夫していろいろ試してみてくださいね!
実技/手のひらのほぐし
手のひら全体を母指を使って流したりほぐしたりしていきます。
特にやってほしいポイントは親指の付け根(母指球)です。
デスクワークのかたは、よく首や肩が凝りますよね。
母指球をほぐすことでそれが緩和されることが大いにあります。
是非しっかりほぐして柔らかくしてあげてくださいね。
実技/手首のストレッチ
手を組んで、手首を反らす方向にストレッチしながら大きく回していきます。
反対回しもしましょう。
そして反対方向にもストレッチするのを忘れずに。
実技/手の甲
手の甲もしっかりマッサージしていきましょう。
このとき、そっと太ももに手を置く、というところはメンズエステポイントですよ!
お客様の手の甲を包み、親指全体を使って丸めるように内から外に流します。
実技/指のほぐし
太ももにお客様の手を乗せいたまま、さらに指をほぐしていきましょう。
指は一本ずつしっかりとぎゅっと握り込みます。
親指を使ってくるくるほぐしていくのですが、このとき使うのは親指の先ではなく親指の第一関節を意識して親指全体を使います。
なおかつ親指だけを動かすのではなく、握り込んでいる残りの四指も使います。
ぎゅっと握り込んで圧をかけてるときに親指でグリン。
ふわっとゆるめて少し先へずらし、また、ぎゅっと・・・の繰り返しで爪の付け根まで進みます。
爪の付け根を親指の先と人差し指で圧迫。
最後は人差し指から抜けて、スッと丁寧に指を離します。
仰向け編1回目まとめ
仰向けのトリートメント第1回目は、上半身の施術箇所についてと、基本のハンドケアをお伝えしてきました。90分程度ならハンドケアを入れる時間はあまりないかもしれませんが、ゆっくりお時間の取れる時などにぜひ取り入れてみてくださいね!お顔が見れてお話できる時間にもなるので、お話し好きなお客様におすすめですよ!
■動画で学べる基礎テクニック! 仰向け編
第2回『下半身のトリートメント』編はこちら
第3回『鼠径部』編はこちら
■動画で学べる基礎テクニック! うつ伏せ編
第1回『触れ方』編はこちら
第2回『圧の加減』編はこちら
第3回『スピード』編はこちら
第4回『筋骨を意識した的確なポイント』編はこちら
第5回『ポジション』編はこちら
第6回『見た目の美しさ』編はこちら
第7回『繋がり』編はこちら
第8回『ハグ感』
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