日本ハグヒーリング協会のUno.先生が提唱するオリジナル施術『ハグヒーリング』からメンズエステにも活用できる基礎技術を動画で公開! 大好評のうつ伏せテクニックに続き、『仰向け編』として仰向けトリートメントの基礎が学べる全セラピスト必見のオリジナル講座です。
2回目はひざ下のトリートメント方法を中心に下半身施術の基本ポイントも紹介していきます。
仰向け編 第2回『下半身のトリートメント』
下半身の施術部位について
下半身での施術部位は、足首から下、膝下、膝、太もも、鼠蹊部で、主に足と鼠蹊部のトリートメントとなります。
その中で今回は膝下のトリートメント方法についてお伝えしていきます。
ひざ下のトリートメント方法
うつ伏せ編第四回の足のときには、筋肉をイメージしてトリートメントする方法をお伝えしました。
今回はイラストを参照しながら骨をイメージして足に触れてみましょう。
赤色で塗ってあるのが脛骨です。
膝の下、足の中央にあります。
そしてその脛骨を補うように外側に腓骨があります。
今回はこの脛骨の両側を骨に沿ってラインを取ってみましょう。
脛骨ラインのトリートメント・内側ライン
まずは、内側からラインを取ってみます。
このときのポイントは内くるぶしです。
内くるぶしに外手の母指をセット。
四指を添えて足を掴むようにして、母指全体に圧をかけます。
この脛骨の内側は、むくんでいる方には強く触れると痛みがある場合があります。
痛くならないために母指全体(面)で脛骨をとらえて、膝まで強擦していきます。
骨自体を擦る感覚でいいと思います。
骨際には老廃物が溜まりやすいと言われています。
特に人間は外側に重心があることが多いので、内側の筋肉は使われにくいです。
そのため内側はより老廃物が溜まりやすくなります。
脛骨ラインのトリートメント・外側ライン
脛骨の外側のラインは足首の中央にあるくぼみから取ります。
解谿(かいけい)というツボですね。
足のむくみを取るツボでもあります。
この解谿(かいけい)に内手の母指をセット。
このとき母指全体を骨に真っすぐ沿わせるようにします。
四指も添えて、母指に圧をかけて強擦。
内側よりも痛みが少ないラインですので、指先に圧を乗せてしっかり流していきましょう。
仰向け編2回目まとめ
仰向けでの足のトリートメントは骨際の老廃物を流すのに効果的と言われています。
むくみが強いお客様には、しっかり流して差し上げると、お帰りの際に足が軽くなりトリートメントの効果を実感しやすくなります。
この脛骨ライン以外も腓骨や筋肉に沿ってラインを取るのもいいですね。
お客様のお疲れに合わせてチョイスできるともっと良いかと思います。
骨を意識したことがなかった方は、まずは脛骨から、ぜひ試してみてくださいね!
■動画で学べる基礎テクニック! 仰向け編
第1回『ハンドケア』編はこちら
第3回『鼠径部』編はこちら
■動画で学べる基礎テクニック! うつ伏せ編
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