日本ハグヒーリング協会のUno.先生が提唱するオリジナル施術『ハグヒーリング』からメンズエステにも活用できる基礎技術を動画で公開! 大好評のうつ伏せテクニックに続き、『仰向け編』として仰向けトリートメントの基礎が学べる全セラピスト必見のオリジナル講座です。
仰向け編第3回目は、メンズエステでは重要な鼠蹊部についてお伝えしていきます。最後のUno.先生からのメッセージ動画もご覧ください!
仰向け編 第3回『鼠径部』
鼠蹊部はどこ?
まず鼠蹊部とはどこを指すのか?というところからお伝えしていきます。
鼠蹊部は足の付け根のVラインを目安とすると良いですが、線ではなく面で考え、このVライン周辺が鼠蹊部ということになります。
メンズエステでいうキワは、Vラインより内側。キワキワはより内側という理解でよい思います。
鼠蹊部の効果
では、この鼠蹊部をトリートメントするとどんな効果があるのでしょうか。
効果として言われているのは、鼠蹊部周辺の筋肉がほぐれることで足の血行がよくなる、というのが1つ。
もう1つは、股関節の柔軟性が良くなり足がスムーズに動かせることです。
そして、鼠蹊部は下半身最大のリンパ節でもあるので、リンパの流れを良くするのにとても効果的だと言われています。
どんな人におすすめ?
そんな鼠蹊部へのトリートメントはどんな人におすすめかというと、足がむくんでいる人、足先が冷える人などです。
鼠蹊部について
メンズエステのお店での研修では、こうした鼠蹊部の場所や効果を教えられることは少ないと思います。
ですが、こういった知識を得ることで、施術の幅が広がります。
どうせやるなら、お客様が帰り際に足が軽くなったことを実感してほしいと私は思います。
ドキドキだけじゃなくしっかり鼠蹊部に向き合うこともぜひ取り入れてほしいです。
ポジションについて
鼠蹊部をトリートメントするポジションについてもお伝えしたいと思います。
基本はお客様の両足の間に座ることが多いかと思います。
でも、鼠蹊部はいろいろなポジションから触れることができます。
例えば仰向け編の1回目で少し触れた頭上からのトリートメントで鼠蹊部に触れることもできます。
お客様の頭元に膝をつく、またはしっかりと頭に密着することで、鼠蹊部まで手が届きます。
また、お客様の顔をまたいでお腹の位置に座り、このポジションでも鼠蹊部へアプローチできますね。
その際、お客様の手の動きに注意ですよ!
足でこんな風にガードしておくのも一つの手段かもしれませんね!
鼠蹊部への基本の触れ方
それでは鼠蹊部の触れ方について基本的なラインをお伝えします。
鼠蹊部を通るメインの筋肉は、骨盤の出っ張っている骨(腸骨)の内についている筋肉とお腹の深いところにある筋肉、足の太ももの前側と内側の筋肉です。
鼠蹊部を通る筋肉も効率よくほぐしていきたいので、ハグヒーリングでは長めのラインを取るよう指導しています。
下は、内転筋の下から取ります。
上下に触れるとぐりっとなっている硬い筋のようなところが内転筋です。
この内転筋の下から、腸骨までが鼠蹊部トリートメントの基本ラインとします。
そして、鼠蹊部では母指は立てずに横に寝かせて面で流していきます。
それは、鼠蹊部が張っていて痛みがある方もいるからということと、敏感な部分でありますので、爪が当たらないようにです。
基本爪は短く切っておくと良いですが、爪の長い方は母指を反らせるようにして少し浮かすと良いと思います。
圧や速度は、鼠蹊部の内部を意識して、硬さに合わせて調整します。
うつ伏せ編でもお伝えした圧の加減を参考にしてください。
ゆっくり、下から上に。
また、上から下に鼠蹊部を流してみましょう。
仰向け編3回目まとめ
皆が知りたい鼠蹊部についてお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか。
新しい鼠蹊部トリートメントの可能性がもし見えたなら嬉しいです。
ほかにも鼠蹊部へのアプローチ方法は、手技とポジションを組み合わせると60通り以上もあります。
もっとくわしく学びたい方は、ぜひメンズエステセミナーにご参加くださいね!
最後に全国のセラピストへメッセージ
Uno.先生「うつ伏せ編に引き続き、仰向け編をお伝えしてきました。
日本ハグヒーリング協会では、セラピストが楽しんで、お客様も喜んでもらえるような手技を研究、そして開発しています。
今後も皆さんのメンズエステライフに貢献できるように、有意義な情報を発信していきたいと思います。
リフガイド女子部と、日本ハグヒーリング協会は頑張るセラピストを応援しています!
見てくれてありがとうございました!」
■動画で学べる基礎テクニック! 仰向け編
第1回『ハンドケア』編はこちら
第2回『下半身のトリートメント』編はこちら
■動画で学べる基礎テクニック! うつ伏せ編
第1回『触れ方』編はこちら
第2回『圧の加減』編はこちら
第3回『スピード』編はこちら
第4回『筋骨を意識した的確なポイント』編はこちら
第5回『ポジション』編はこちら
第6回『見た目の美しさ』編はこちら
第7回『繋がり』編はこちら
第8回『ハグ感』
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